東日本大震災の思い出-2 [日記]
その日の作業は濡れた畳下板を剥がして
床下を乾かす作業だった
外ではゴミを集めてをトラックが入れる場所まで運ぶ作業
途中の下水が壊れて匂いが強烈だった
濡れた畳が一番重くて臭かった
畳を持ち上げるとカビが七色に光ったのを覚えている
夜の反省会
ボスは眠いのにひたすら日報を書いていた
反省会に地元の漁師さんがブリを差し入れてくれて刺身にした
丸々太ったブリの刺身..私は食べなかった
蜂のように太ったハエ...カビ..壊れた下水...
引き波にさらわれて見つからない方が数千人...
爆発した原発....
我々が風評を乗り越えて食べなければいけないのに
私は食べれなかった....今以て悔やまれます....