ターチ君への追悼 [日記]
中学生からの親友のターチ君がこの7日に亡くなっていた。
奥さんから友人たちに知らせないで欲しいと言われた。
でも、黙っていられないのでブログに書かせてもらいます。
彼はJALのパイロットでしたがアンカレッジで車の事故で下半身不随になった。
奥さんとは婚約中だったが車椅子のターチ君と結婚した。
そして最後までターチと過ごした。
私とは学生時代もそうだが車椅子に乗りながらも訪日すると昼も夜もよく遊んだのを思い出す。
二人で酔うといつも奥さんに迎えにきてもらっていた。
ターチは石原慎太郎さんとも親しく、ターチの生き方に感じた慎太郎さんはターチをモデルにした小説『ある結婚』を書いたほどです。
40年近くも車椅子で過ごせば精神的にも肉体的にも夫婦にはいろいろな苦労はあったはずです。
ターチはハンディを負いながらも前向きに、明るく、力強く生き抜いた尊敬できる親友です。
いつも朗らかな奥様も素晴らしい人です。
神のお御許に召されましたターチ君が安らかな眠りにつかれることをお祈りいたします。