ウイスキーの販売ポリシー [日記]
ウイスキーの販売は難しい
20年物?
そうです20年前にマーケットを予測して仕込むわけで
20年後にはウイスキーなんて誰も飲まないかもしれない
つまり、20年間もの間デッドストックで商品化できないのです
サントリーの『響』21年物なんて売れすぎちゃって一瓶が6万円以上する
同じものが飲みたければ21年間待つしかい
ジョニウォーカー社は原酒がなくなれば
他社から原酒を買ってきて混ぜ合わせて
熟成年数を書かずに別の名前で売るのです
例えばレッド、ブラック、グリーン、ゴールド、ブルーetc...
ジョニウォーカー社は包装を特殊プラスチックに変えて
ホワイトウォーカーってのをローンチした
我々のタノモシは外国に行ったら
1本ウィスキーを持ってくるのがルールです
グスタフがパリからホワイトウォーカーを持ってきた
ウォッカのようにギンギンに冷やして飲むのです
冷えたら瓶の横に『Winter is here』と文字が浮き出る
そして飲み干すと字が消える
頑なに原酒の熟成年数で売るのか?
モルツを他社から買ってきて混ぜて新しいブランドを作るのか?
マーケッティングの差でしょうね
『酔っぱらい、4杯目からは味は皆同』って、知ってます?